有明山神社の八面大王を追う

穂高神社のお船祭の人形

有明山神社に到着。もう周りは薄暗く、誰も人がいません。
山も深いので、さっさとお参りして帰ろうと思いました。
夜になると山々が一層迫力を増して、ちょっと怖かった。

この日はお参りするだけで、正味30分もここにいませんでした。
なにせ、暗くなって人気もなくて、怖かったから。

ホテルへ帰って、有明山神社のことをいろいろ調べると、
八面大王の伝説について多く情報を得ました。
八面大王(はちめんだいおう)の読み方を変えると、
八女の大王(やめのおおきみ)と読めるという情報が多く、
その八女大王とは磐井氏のことという説に行き着きました。

九州の磐井の乱で王様が殺されたのですが、wiki
その孫?に当たる葛子という王子が安曇と一緒にこの安曇野へ逃げた
という説があります。

信州の安曇野に伝わる伝説では、鬼と呼ばれたり、
ネズミと呼ばれたりして、嫌われ者のような話になっていますが。。。
安曇野に行くと結構「大王様」という崇められた存在のような
雰囲気も感じたりします。

なんとなくだけど、八面大王はこのあたり(安曇野)で割と
慕われた人だったのではないかな?怖い人ではなさそう。。。
と感じました。

続けていろいろネットで調べてますと、八面大王が最後退治されてしまう
話を読んでいたら、最後に隠れていた縦穴跡の写真が出てきました。

有明山神社でした。

どこに縦穴があったんだろう。。。???
気になって、次の日また有明山神社に行くことにしました!


有明山神社

神社の周辺を探すと、こんな山道発見!
縦穴までずっと仏さんが並んでいました。
わかりやすいけど、ちょっと怖い!

5分くらいずっと山に入っていくと、

有明山神社

大きな岩に仏さんが彫られている。
ほ〜と見とれていました。
そして、その壁を回り込むと。。。

八面大王の縦穴

発見。
写真ではちょっとわかりにくいかもしれないですが、
かなり大きな岩の縦穴でした。迫力。
気になって、縦穴の柵に手を突っ込んで、iphoneで光を。

中には6畳くらい?の広さがありました。
穴の目の前には、沢があり、水も流れているので、
ここだったら、確かにしばらく過ごせるな〜と
いろいろ周囲を探検していました。

だけど、結構自然の深い場所だったんで、
あんまり調子にのると、谷に落ちたり、いろいろ危なさそうなので、
引き返すことにしました。

もし、磐井と関係のあるお方だったら、粕屋群あたりを安曇と一緒に
行き来していた方だったはず。
ちょうど私はお守りに、志賀海神社から持っていった浜の砂があったんで、
ほんの少しだけ砂をパラパラと置いて帰りました。

すると、砂を置いた瞬間、ぱ〜っと日が差してきました。
(すいません。あんまりこんなこと話すの恥ずかしいけど、本当にそうなったんです。。)

ちなみに、Dreamと言う曲は、一年前ほどにこの有明山という山を知った時、
安曇族ほか九州からやってきた海人の話を聞き、大好きになりました。
有明って。。やっぱ懐かしい場所だからこの名前にしたのかな?
と勝手に解釈していたら、なんか切なくなる一方、
移住してきた人たちの強さを感じて感動しこの歌を作ろうと
やってみたことでしたので。。。

そんなわけで、例によって、この場所に誰も人はいませんが、
この穴に向かってIPHONEでDreamを聞いてもらいました(笑)
ちょうど、かなり山深い場所でしたから、熊よけにもなるわ!
と思って。お礼も兼ねまして、八面大王に奉納。

“おかげでインスピレーションいただきました。
楽しかったです。ありがとうございました”

砂に関して、残りは自分が持って帰ろうとまた砂をポッケに入れて、
きた道を帰っていました。
もう直ぐ駐車場のところにくるな〜と思った時に、
砂をバッグに収めようとしたら、見事砂がなくなってました。

山の中で落とした。

ま〜私のことだから、よくあるケースですが、
でも、面白おかしく考えるならば、
“砂、全部ちょうだい”ってことだったかな?と。
なんどもいうようですが、
割と山深くて、熊が怖かったので(笑)
引き返さず探すのはやめて帰りました。

諸説ありだけど、八女の大王だったかもな〜と思いながら神社を跡に。

わさび農場

八面大王伝説ゆかりの土地のわさび農場にきました。
こちらには八面大王の切られた胴が埋まっていると。

わさび農園
大王神社

大きな人だったみたいですね!八面大王は。
WIKIでは大変悪者のような説明ですが、
このワサビ農園に関しては、かなり崇められているし、
結構慕われていた立派な方だったっぽい雰囲気も感じられます。
たんに領土争いに負けて、こんな言われ方をしているのではないかなと。
敗者ってのはなかなか辛いですな〜

歴史を見ていると、結局勝者が都合の良いように語っている事が多い。
そんな話もよく聞く。でも現地にいくと、なんか伝わり方が違う。
そんなことを旅をするようになって、よく感じるようになりました。
それで、ますますと歴史が面白くなってハマるようになりました。

さて。。。
わさび農園でワサビソフトクリーム食べながら、次は筑摩神社へ。
(ワサビ味のソフトクリームは。。ワサビの味のするソフトクリームでした。)

松本市内へ戻ります。

筑摩神社

筑摩神社に到着するとそこは八幡宮!
神功皇后!やっぱ関係あるのかな〜九州と〜
八幡さんがいることに意外性を感じながらも、どっか納得する感じやら。

八幡宮の隣に小さな社があり、筑摩神社と書いてありました。
が、首塚の形跡はみられず。。。道を挟んだ向こうに
3つ社があるな〜とおもい、そっちへいってみると

筑摩神社

社で手を合わせて、後ろに行ったら。。。
これではないかな?という上の写真のようなこんもりした場所がありましたが、
何も書いてない。

でも。。。きっとこれなきがする!

こんな感じで、この信州フォッサマグナの旅が終わったんですが、
何か課題のようなものを持って帰った感じになりました。

まだ終わってない、この旅は、と感じ、
福岡に戻って主人に旅の話を延々としました。
そして次の日、主人とすぐに八女に行くことに!
磐井の古墳へお参り!

筑紫君磐井

立派な資料館。
古墳も見事。
ここのスタッフの方にちょっとお話きいたのですが、
こちらの古墳はまだ開けたことがないそうです。
なぜかというと、装飾古墳かもしれないからと。
今の文明では解明できないことがあるかもしれないから開けれないんです!
とお話くださいました。

なにそれ?って主人に聞いたら
古墳の中の壁画に絵が描いてある古墳のこと。
でも、その古墳の扉を開けると、みるみる絵が消えるので、
簡単に開けられないと説明してくれた。

なんで、主人はそんなことを知っているのだろう(笑)
よく知ってるなと思いながら、展示室へ。

装飾品

古墳とか遺跡とか出た場所にいくと必ずこういった装飾品が出てきますが、
なかなか今でも通用する感じのデザインのアクセサリーがあったりして、
昔の人は結構おしゃれだなと感じるのは私だけじゃないと思いますが。

磐井氏についての短編のアニメ上映とか、埴輪や石像なんかが
ずらっと展示してあり、かなり立派で新しく綺麗な資料館でした。

そして、古墳に行ってみることにしました。

磐井古墳

古墳自体が結構大きいので、ぐるりと散歩。
階段がいろんな場所にあり、それを登ると、
このように古墳の上にたどり着きます。
そこに社があったので、お参り。

信州でのことをいろいろ報告。

が、八面大王であろう、葛子の墓は、
この八女にあります!

諸説ありの諸説を信じるべきか。
でも、八面大王が安曇野にいたと言う話の方が、

私的には楽しいのでw
その説で良いことにしました!

そんなこんなで、気持ち的に収まりました。
今回の旅は結構あちこち行ったけど、
自分的にはとても充実した旅になりました。
また、八面大王に会いたい。