母音についてのお話。
世界で母音といえば、どの国が最先端に研究しているか?
ちょっと調べてみたら。。。驚いた。
それは、日本だったの。
そして大正時代にそのセオリーというか研究されて、
その研究結果の本が世に出ました。
ところが、この本ですが、、、
戦前に英訳され、日本では出版されず、世界で広まりました。
母音については、その本がいまだに世界で教科書になっています。
本のタイトルは「母音」です😆
そして海外出版から70年くらいだったかな?
後に日本語で出版されました。(なんでかね?)
だから、アメリカでもきっと母音の発声練習の時は
あいうえお(あえいおうと言うことが多いけど)の5音なんだと思います。
(ちなみに英語の母音はこの5音に+Rとかを含めてもう少し多くなりますよ)
発声とか響きを作るとき、子音よりも母音が大事になります。
歌においてもだけど、
お話の時もこの母音を綺麗にすると声の通りがよくなります✨
母音をいい声で発声しようとすると、
腹から声を出すイメージをしないとうまくいきません。
おはようございます。
おあおうおあいあう
または、おあおおおあいあう
と母音だけにして口に出して言ってみます。
方言や訛りがある場合は、そのままの母音で良いかと思いますが。
母音だけを何度も繰り返しいいながら、声を発声していきます。
おあおうおあいあう、おあおうおあいあう、おあおうおあいあう
おあおうおあいあう、おあおうおあいあう、おあおうおあいあう
最初はぎこちなくなるでしょうが、
そのうちスムーズにつなげて言えるようになるかと思います。
一息でスラーっと言えるようになったところで、
子音を少しだけ入れます。
子音を入れると声が引っ込む場合はまた母音だけを練習します。
母音で言ってるような響きで、子音を入れて
おはようございます。
と言えると、通る声の完成です。
で、これが。。。。
人の印象がかなり変わって聞こえるんです😆
仕事などで大勢の前でお話する場合、
賑やかなところでお話する場合などは
これで話すと、声が枯れませんし、
声から発せられる響きが、聞こえる人に心地よさをもたらします。
リラックスしたムードだと脳も働きやすいといいますし。
知らず識らずに何かが変わると思います。
声がうまく出ない人、声が小さい人は
今の自分の話し声が何センチくらい先を目指しているか
ちょっと考えてみてください。
結構50cm範囲とか控えめだったりする事があるんじゃないでしょうか。
場合によっては、自分の口から30cmくらいだったりして。
今、ウイルスで1mの距離を開けるようにという話が出回っていますが、
この際、声を1m先の人に届くイメージで声を大きくしてみませんか?😆
その時に「母音」を出すイメージするといいです。
みんなの声を少し、1.2倍でもいいから
大きくするだけで。。。
大げさにいえば、日本が活気つく気がしてます。
音の力は結構影響しますヨ、という話でした。